製品について
他の防ダニ加工布団と、どう違うの?防ダニ効果は、いつまで続くの?
一般的に「防ダニ加工」とは、生きているダニがふとん内部に侵入することを防ぐため、中わたや側生地にダニ忌避剤(ダニを寄せ付けないための薬剤)を加工したものをいいますが、ヤマセイの防ダニ布団は、生きているダニがふとん内部に侵入することを防ぐ」ということだけではなく、一歩すすんで抗原(ダニの糞や死骸)を除去するため の「環境改善」を目的にご使用いただくことを前提に開発されました。
防ダニ剤(忌避剤や殺虫剤)を用いないヤマセイの防ダニ布団は、側生地の特殊高密度織物と特殊縫製技術を用いてダニの侵入を防ぐ工夫をしており、更に二重構造で防ダニ効果を維持しています。
加えて、製品完成時に特殊高熱処理を行うことで、「布団内部に生きているダニが一匹もいないふとん」を実現。
安心安全の防ダニふとんとして、皆様のお手元に製品をお届けさせていただいています。
これらの製法と構造は「防ダニふとん」として、日本初の「特許」を取得しています。 防ダニ剤など薬品を一切使用していませんので、赤ちゃんや肌の弱い方も安心安全に、アレルギー対策寝具としてもご使用いただけます。
防ダニ効果は、破損など穴が開かない限り持続しますので、長期間ご使用いただけます。
ダニを通さない高密度のカバーって蒸れそう…。
ヤマセイの防ダニふとんは綿100%ですので、通気性・吸湿性に優れています。
ダニの侵入を防ぐため、一般のふとんカバーの生地より、織り目は細かくなっていますが、
織り目を細かくしすぎない特殊高密度織物ですので、蒸れる心配はありません。
生地の通気性試験を第三者機関で行い、羽毛布団に用いられる生地とほぼ同等の通気性が確認されています。
また、吸湿性にも優れているので、気持ちよくご使用いただけます。
保温効果はあるの?
ヤマセイの防ダニふとんは、
1.生地の織り目が細かい特殊高密度織物を使用
2.中わたを側生地と内側生地で包む二重構造で、従来の綿布団に比べ、保温効果が高いという2点のポイントがあり、従来の綿布団より綿量が少なく、若干薄く軽い布団になっています。
一般の掛け布団によく見られるキルティングは、キルティング部分から熱が逃げやすいのに対し、ヤマセイの防ダニふとんは表面にキルティングがないので、保温性が高くなっています。
加えて、ヤマセイの布団カバーとの併用で、更に保温性が高くなります。冬季のご使用やお住まいの居住形態により、「肌掛けふとん」を掛けふとんと併用していただきますと、より暖かく睡眠をとることができます。
防ダニを目的としている特殊高密度織物(生地)は、ホコリ除去をしやすい機能を持つため、表面の起毛が少なくなっております。そのため、気温の低い季節に使用する際に肌触りが冷たいと感じる場合がございます。その際は、布団乾燥機などを用いて、シーツ表面を軽く温めていただきますと、肌触りが温かくなります。
ハウスダスト対策に、綿製品の布団は不適切なのではありませんか?
天然繊維の綿(木綿)は、人工繊維である化学繊維に比べ、天然素材の本来の性質や繊維の長さから、一般的にはホコリとして繊維片が発生しやすいと考えられています。
繊維片の量は、生地や中わたに用いる綿の質(ランク)によっても異なり、一般的に高級な綿ほど、繊維が長く上質であることが多く、繊維片は出にくくなります。
「ハウスダスト」というと、繊維屑、ダニ、ダニの糞や死骸、カビの胞子、花粉、人のアカやフケ、その他昆虫の死骸、土ホコリなど、様々なものが集まり、その集合体の呼び名として「ハウスダスト」と呼ばれます。ヤマセイの防ダニ布団は、一般の布団に比べても布団から発生する繊維ボコリが大変少なく、ハウスダスト(繊維のホコリ)が気になるお客様にもアレルギー対策として、ご使用をおすすめいたします。
木綿(もめん)の生地(綿製品)は、ホコリが出ると聞きました…。
ヤマセイの防ダニふとんは、病院で行われた試験*において、病棟で用いられている布団(中綿:ポリエステル100%)と比較しても、回収されたホコリの量は、平均値でわずか155分の1と大変少ないことが確認されています。そして同時に測定が行われたダニ抗原量については、 検出限界値を下回る測定結果が出ており、平均値でわずか431分の1と大変少ない数値が出ました。(生地表面にホコリとして、ダニボコリが付着することがありますが、粘着式クリーナーを使用することで、 これらの殆どは簡単に除去できます)
*試験方法:掃除機の隙間ノズルを用いて、布団表面から5分間強制的にホコリを回収し、LCDアレルギー研究所にて測定。測定実施数/防ダニ:88、一般:76(延べ数)参考文献:アレルギー45、アレルギーの臨床
防ダニふとんを使っても、家の中でダニが発生しているのは寝室だけではないなら…
ふとんだけダニ対策をしても不十分なのでは?
ダニ対策は、住まい全体のケアを継続することがとても大切です。
しかし、人に対する影響が大きいダニ抗原は、床ホコリよりも、寝具(ふとん)からの影響が強いということが医学界で報告されており、ダニ対策をすすめる上で、防ダニふとんでのダニ対策はとても重要です。ヤマセイでは具体的なお住まいへのダニ対策について、皆様のご質問にお答えしています。お気軽にお電話でお問い合わせください。
お手入れ・使い方
ダニ対策として、シーツや布団カバーを毎日洗濯していますが、とても大変です。いい解決策はありませんか?
ヤマセイの防ダニカバーなら、ダニを洗い流すことを目的とした頻繁なお洗濯は、必要ありません。
特殊高密度織物の効果により、ダニが生地の中にもぐる事ができません。
そのため、日ごろのお手入れは「こまめな洗濯」ではなく、粘着式ローラーを使用して、表面に付着したホコリ(ダニ)を取り除くだけでダニ対策として十分です。
洗濯は汗や皮脂汚れが気になるときに行うだけで良いので、洗濯回数も減り、家事の負担を減らす点でもお役に立てると思います。
防ダニふとんのお手入れは簡単ですか?
お手入れ方法は一般の布団と同じです。天気の良い日に週に一度程度天日干しを行い、乾燥させてください。
ヤマセイ防ダニふとんは、乾燥機もご使用いただけます。就寝前に、粘着式クリーナーを使用して、ふとんやカバー表面に付着しているホコリを取り除くだけで、布団由来のダニホコリの心配がなくなり、ダニ対策、アレルギー対策効果が期待できます。更に、ふとんの中にダニが侵入しませんので、ダニを吸い出すための掃除機がけや、除去するための丸洗いは必要ありません。各商品の取り扱い説明は、商品添付の取り扱い説明書やWebページをご参照ください。
長期間押入れで保管する際に注意することはありますか?
一般の布団と同様に、押入れで収納・保管してください。
保管中にふとんの中でダニが増殖する心配はありません。
押入れの中は、風通しが悪く、湿気が溜まりやすい場所です。長期間の収納前には、ふとんを天日干しするなど、乾燥させてから保管していただくことをおすすめします。
また、押入れ用除湿剤の併用も効果的です。押入れで長期間収納していたふとんを使用する際は、天気のよい日に天日干しを行い、粘着式クリーナーで表面に付着しているホコリを取り除いてください。
圧縮袋でふとんを強く圧縮すると、中わたのかさ高が戻りにくくなりますので、使用を控えることをおすすめします。湿気対策として、ふとん圧縮袋で密封する場合は、圧縮せずに封をしてください。
丸洗いはできますか?
ヤマセイ防ダニふとん、カバーは丸洗いが可能です。
ご自宅でお洗濯が出来るものは各種カバー、シーツ、肌掛け、2枚合わせ掛け布団となっております。
それ以外のふとんはヤマセイクリーニングサービス、またはお近くのクリーニング店へご依頼ください。
1.ふとんについて
丸洗いご希望の際は、クリーニング店などの専門業者にご依頼ください。その際、タグや名札、番号札等をふとん生地にホッチキスや安全ピンなどで留めてしまうと、その針穴がダニの侵入口となってしまいますので、ご注意ください。クリーニングご依頼時に、穴あきにはご留意いただくよう、お客様から業者へお申し伝えいただき、タグなどは品質表示のラベル等へ留めていただくようにご依頼ください。
※極まれにですが、わた寄りを防ぐため綴じ糸をされてしまう事故がございます。わた寄り防止のため、布団内部でキルティングや綴じを施してありますので、クリーニング時の外からの綴じは不要です。
2.カバー、シーツ、肌掛けについて
ご自宅の洗濯機で、丸洗い可能です。洗濯後は、しっかり乾燥させてください。衣類乾燥機のご使用や浴室乾燥室での乾燥も可能です。
※洗濯機の乾燥機能をご使用の場合、通常の自然乾燥より生地の傷み、縮みが発生することがございます。
※詳しくは、商品添付の洗濯表示や取り扱い説明書をご参照ください。
アイテムの揃え方
子供のダニ対策に購入を考えていますが、アイテム選びのポイントはありますか?親も一緒に寝ています。
医師からダニ対策をすすめられ、防ダニ寝具をご使用の際は、下記の点にご留意ください。
1.同室でおやすみの家族の寝具全てにおいて、お子様同様のダニ対策を行うことが理想的です。
2. 防ダニ寝具をお子様のみが使用する場合、他の方の寝具から発生するダニホコリ(糞や死骸など)でお部屋の中が汚染される可能性が高いです。ダニ抗原を吸い込み、接触することで、アレルギー反応が起こってしまいます。
3.一般の寝具を使用する方がいらっしゃる場合、同室の全員が防ダニ布団をご使用いただくか、 防ダニふとんをご使用のお子様とはお部屋を分けるなどしてください。
お子様がおやすみになるお部屋は、インテリア全般を含め、簡易的なクリーンルームにしていく という考え方が、ダニの(糞や死骸などの微細な)ホコリを回避する上では理想的なダニ対策、アレルギー対策となります。
毛布に付着するダニが心配です。洗濯をすれば除去出来ますか?又、違うアイテムで保温できますか?
洗濯により、ダニの数が減少することは、複数の研究者から報告されています。
しかし、洗濯後もダニはすぐ増えてくるため、繰り返し洗濯するなど、継続的なお手入れの必要性も指摘されています。
ヤマセイでは、表面に毛布のような起毛のない新しいタイプの「肌掛け」を毛布、タオルケット代わりにご提案しています。起毛にからむダニの汚染の心配がなく、また内部にダニが入らない製法により、ダニを除去するための定期的な丸洗いが必要ありません。また、綿100%で 吸湿性も高く保温性も高く、さらっとした肌触りが気持ちいい、とご好評をいただいています。
ヤマセイの肌掛けは、ご家庭の洗濯機で丸洗いが出来ますので、いつも清潔にご使用いただけます。
防ダニふとんと手持ちの布団を一緒に使ってもいいですか?
ダニ対策は、住まい全体のケアを継続することがとても大切です。
しかし、人に対する影響が大きいダニ抗原は、床ホコリよりも、寝具(ふとん)からの影響が強いということが医学界で報告されており、ダニ対策をすすめる上で、防ダニふとんでのダニ対策はとても重要です。
「掛けふとん綿混」と「掛けふとん軽量」の違いと選び方について教えてください。
「掛けふとん軽量」は、中わたがポリエステル100%となっており、比較的軽めな掛けふとんです。
お子様や女性の方におすすめしております。
「掛けふとん綿混」は、中わたが綿70%、ポリエステル30%で、「掛けふとん軽量」に比べ、重みがあり温かい掛け布団です。
ヤマセイの「掛けふとん」は、一般的のものに比べ、保温性の高さから若干厚みが薄めの仕上がりです。マンションのように気密性が高く、冬場でもそれほど寒くないお住まいや、軽いふとんがお好みの方には「掛けふとん軽量」、比較的涼しいお住まいや、冷え性のお客様は「掛けふとん綿混」がおすすめです。必要に応じて、毛布代わりに「肌掛け」を合わせてご使用ください。
※掛けふとんの組み合わせや温かさの感じ方は、個人差や建物の形態により変わりますので、上記はご参考としてご覧ください。
「肌掛け」には、「掛けカバー」は必要ですか?
「肌掛け」はご家庭の洗濯機で丸洗いができます。そのため「肌掛け」への「掛けカバー」のご使用は不要です。
Dr.ダニゼロックの「パイプ枕」と「綿枕(わた枕)」の違いを教えてください。
「綿枕」は防ダニふとん同様に、ダニの侵入を防ぐ二重構造になっています。
「パイプ枕」は詰め物(充填物)がポリエチレン樹脂で、通気性が良く、素材からの発塵がないことと、ダニの住処にならない、といった特徴があります。枕の固さについては、「綿枕」はやわらかめ、「パイプ枕」はふつうになります。
また、「パイプ枕」は、側面についているファスナーから詰め物を減らし、高さの調節が可能です。
小さなお子様がご使用の場合、体格に合わせ高さの調節をしていただくことができる「パイプ枕」をおすすめします。
おねしょ対策に、防水シーツを使いたいのですが、防ダニ対策の面で問題がありますか?
防水シーツは非通水性のため、ダニの通過はありません。安心してお使いいただけます。
ダニゼロックはどこかの店舗で販売していますか?
「ダニゼロック」は、ダニ対策・アレルギー対策へのこだわりから、通信販売のみとさせていただいております。
そのため、お手にとってご覧いただくことが出来ず、ご不自由をおかけいたします。ご希望のお客様には、小さなものですが生地見本をお送りしておりますので、資料請求よりお申し込みください。
住まいの環境
布団から出るホコリが気になります。
布団の上げ下ろしの度、鼻をムズムズさせる方も多いのではないでしょうか?
実はこのホコリの中にはダニの糞など、アレルギーの原因となる悪いホコリがいっぱい含まれています。リビングなどに比べ、睡眠中の枕もとでは約8倍、布団の上げ下ろしでなんと1,000倍ものダニのホコリが浮遊することが、国立の研究所から報告されています。しかし、普段使用していた一般の布団から、ヤマセイの防ダニふとんに交換することで、空気中に浮遊するダニのホコリが大幅に少なくなることが確認され、アメリカのアレルギー雑誌や国内のア レルギー関連の報告書でも結果が出ています。ダニ対策、アレルギー対策として非常に有効です。
ダニ対策として毎日布団に掃除機をかけています。とても大変です! いい解決策はありませんか?
ヤマセイの防ダニふとんは、ふとんの中に生きているダニが一匹もいない、侵入できないふとんです。
そのため、ダニを吸い出すためのふとん本体への掃除機がけが必要ありません。ただし、ホコリがたたないテーブルの上にもホコリが付着するのと同じように、防ダニふとん(防ダニカバー)表面にも使用過程でホコリが付着します。
これは、粘着式クリーナーを使用して、付着したホコリを取り除くだけで十分ダニ対策として効果があります。
お掃除の労力が軽減され、お手入れの時間も大幅に短縮することができます。
ダニの少ない部屋にするにはどうしたら良いですか?
ダニの少ないお部屋作りは、お掃除とインテリアの工夫がポイントです。
掃除は生きているダニや糞などのホコリを減らすだけでなく、ダニの餌になるホコリも同時に減らします。掃除回数は少ないより多いほうがいいのですが、毎日頑張らなくても問題ありません。
週に1回から2回の掃除を目安にし、1回あたりの掃除時間を長くするほうがダニ(糞なども)の除去には効果的といわれています。また、ダニの住処になるインテリアグッズは、なるべく持たないようにするのをおすすめします。
もし、それらをなくすことが出来ない場合には、ダニを減らすためのお手入れを行ってください。
ダニはあたたかく湿度の高い環境で繁殖が活発になります。窓を開けて積極的に換気をしたり、湿気を発生させるインテリア(植物や水槽、洗濯物の部屋干しなど)を設置しないなどの工夫を行い、お部屋の湿度を管理しましょう。