わが家の布団はもう寿命?布団の交換時期と見極め方
1.わが家の布団はもう寿命?布団の交換時期と見極め方
わが家で毎日使っている布団。「そろそろ交換した方がいいのかな?」と思いながらも、明確な判断がつきにくいのが、寝具の交換時期です。そもそもいつ購入したっけ?と、 ほとんどの方が布団の寿命を意識していないかもしれません。
買ったときに比べて「布団が薄くなった」、「ほこりが出やすい」、「クッション性がなくなった」等と感じる場合は、布団の寿命が近づいているかもしれません。更に、布団交換のタイミングを逃し、ヘタったり、傷みがどんどん進行したまま使い続けると、睡眠中の身体をきちんと支えられず、起床時に身体が痛くなったり、睡眠不足を感じるなどの症状が引き起こされることもあるので、注意がい必要です。
今回は、布団のベストな交換時期の目安や、寿命の見極め方、長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。
2.素材ごとに違う!布団の寿命について
布団は、長期間使い込むにつれてボリュームが減り、クッション性が悪くなっていきます。ボリュームが減ると、「保温性」が低下し、クッション性の低下も相まって、理想の寝姿勢が保てなくなってしまいます。これにより、起床時に「体のだるさ」「腰に違和感」を感じてしまうのです。これを機に、布団の寿命を意識し、改めてお使いの布団の使用感を確認してみましょう。
布団のだいたいの交換時期は、使われている「素材」によって異なります。布団を使用する際にかく、汗の量・寝室環境・収納状況等によっても微妙に異なりますが、一般的な交換のタイミングの目安をご紹介します。
素材でチェック!布団の寿命について
布団に使われている素材の原産地や製法によっても異なりますので、お使いの布団の詳細を再確認しましょう。
①綿
【寿命】掛け布団:およそ5年/敷き布団:およそ3年/枕:およそ2~3年
天日干しをすることによって、吸収した湿気を放湿し、ふっくらとボリュームが復活しやすいです。繊維が中空の構造になっており、天然のよじれを持っているため、適度な硬さや弾力性を実現している布団が多いのも特徴です。
綿は吸湿性に優れているものの、放湿性が徐々に薄れていくため、使い込んでいくと弾力性が低下しやすく、カビが発生してしまう場合も。湿気を吸収するスピードに、湿気を発散するスピードが追いつかなくなっていきます。
②羽毛/羽根
【寿命】掛け布団:およそ5~10年/敷き布団:およそ3年/枕:およそ1~3年
羽毛布団とは、中身に50%以上のダウンが充填されているものを指します。
掛け布団に比べ、枕と敷き布団は、身体の重さや汗を吸収する量が多く、汚れが蓄積しやすいため、寿命とされる年数も短くなります。(ご使用方法によっては、寿命が更に短くなる可能性もあります。)
長年使用すると、布団から羽毛が出てくることがあります。更に、羽毛布団を長期間洗わないと、汗や皮脂びよる汚れでダウンが傷んだり、ボリュームが少なくなる場合もあります。数年に一度点検し、クリーニングやリフォームをすれば寿命をのばすことも可能です。
③羊毛(ウール)
【寿命】掛け布団:およそ5年/敷き布団:およそ3年
羊毛布団は、弾力性や発散性・保湿性に優れた布団です。更に、独特のクリンプ性(繊維のちぢれ)を持っており、優れた弾力性のある布団に仕上がります。又、軽量で手軽に干せることから、他の布団に比べ乾きやすいこともメリットのひとつです。
綿の布団と違い、天日干しをしても弾力やボリュームが回復しにくく、使い込んでいくうちに弾力性がなくなり、底付き感を感じるようになっていきます。
④ポリエステル
【寿命】掛け布団:およそ3年/敷き布団:およそ5年/枕:およそ1~3年
ポリエステル布団は、軽くてあたたかく、保温性にも優れていることが特徴です。
ホコリや臭い等の心配が少なく、手軽に洗濯できるものも多いので、いつでも清潔に保てます。ポリエステルは、加工がしやすいというメリットもあるため、寝具の他にも、こたつ布団や座布団などの詰め物にも使用されています。
他の素材に比べ、ヘタりやすいといったデメリットがあるので、特に敷き布団は使い心地をこまめに確認しましょう。
⑤ウレタン
【寿命】敷き布団:およそ5~6年/枕:およそ3~5年
※ウレタンの密度のより、寿命年数は前後します。
ウレタン布団は、雑菌やダニなどの繁殖を抑え、安定的に長く使用できることが特徴です。
穴あきタイプ・プロファイルタイプ・特殊形状タイプ等、寝心地を追求した様々な構造が開発されており、一般的に高密度なほど長く使用可能といわれています。
ヘタリにくい素材ですが、ほとんどの場合洗濯ができないことがデメリットになります。又、湿気が溜まりやすいため、陰干しでのお手入れとなり、定期的に湿気を逃がすケアが必要になります。
⑥樹脂
【寿命】敷き布団:およそ5~6年
樹脂素材の布団は、クッション性や耐久性に優れており、体圧分散性や通気性に優れ、蒸れにくいという特徴があります。通気性が高いため、カビやダニが発生しにくく、清潔に保ちやすいのもメリットのひとつです。
樹脂素材の布団の寿命は、樹脂の密度や構成されている繊維の太さによって異なります。更に、樹脂の形状がインスタントラーメン状のものと、樹脂繊維を縦方向に並べたものとで、ヘタりの速さが異なります。お使いの樹脂布団の特徴を再度チェックしましょう。
⑦そば殻
【寿命】枕:およそ1~2年
中身のそば殻が割れ、白い粉が出てきたり、虫が湧いてしまうと、そば殻枕の交換のタイミングとなります。
重い頭を支える枕は、中材がヘタり、ボリュームが少なくなりやすいうえに、汗や皮脂が多く付着し、イヤな臭いの原因となってしまいます。
更に、長期間使用していると、徐々にそば殻が割れて白い粉状になり、アレルギーの原因となります。又、虫が発生しやすくなるため、状況をこまめに確認し、上記の問題が発生した場合は、早めに交換するようにしましょう。
⑧ビーズ
【寿命】枕:およそ1~5年
ビーズ枕は、後頭部と首に隙間なくフィット。 柔らかそうに見えて、しっかりと硬いのがポイントです。
ビーズを覆っている枕の側生地が伸び、枕の形状が変わってきたり、ビーズが凹んできたら交換のタイミングです。
ビーズは流動性が高いので、中身のビーズが安定しないことで、側生地が伸び、枕の劣化につながります。ビーズよりも側生地の劣化の方が早い可能性があるので、定期的に枕カバーを取り換えると、枕自体の寿命をのばすことにつながります。
⑨ポリエチレンパイプ
【寿命】枕:およそ3~5年
パイプ枕は、パイプ自体が空洞になっており、それぞれが密着しすぎることなく、蒸れにくいのが特徴です。又、パイプは化学繊維で出来ており、劣化しにくく、耐久性が高いというメリットもあります。
枕の中のパイプの多くが潰れていたり、ボリュームが減ったと感じたら交換のタイミングです。
パイプが圧縮されて細かくなり、ボリュームがなくなると、寝苦しさを感じ、寝心地が悪くなってしまいます。
気になったら中身を開けて確認してみましょう
⑩ラテックス
【寿命】マットレス:およそ6~8年/枕:およそ3~4年
湿気の多い場所や、通気性が悪い状況で長期的に使用すると、カビ発生に繋がりやすく、劣化の原因になります。更に、ゴムアレルギーがある場合は、アレルギー症状を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
ラテックスを使ったマットレス・枕は、通気性の良いベッドフレームと組み合わせたり、日陰干しを行う等、定期的なメンテナンスをすることで、寿命を延ばすこが可能です。フィット感が薄れ、支えが足りないと感じた場合は、交換のタイミングとなります。
3.布団の交換時期の見極め方について
布団の交換時期を見極めることは、快適な睡眠環境を保つためにとても重要です。今からお伝えするポイントに沿って、お使いの布団の状態を確認しましょう。適切な交換時期を判断する基準にすることができます。もちろん、使用状況や素材・品質・お手入の頻度などによっても判断基準に差が生じるので、それらとの照らし合わせも必要です。
①布団にヘタり・凹みがある
主にお使いの敷き布団に対するチェックポイントです。
布団のヘタリ具合は、寝ている部分を手のひらでゆっくりと押し、弾力をチェックして確認しましょう。体圧が一番大きくかかる腰部周辺と、圧がかかっていない部分の弾力を比べ、弾力の差を感じた場合は布団がヘタっているということになります。
更に、使い始めた頃よりも「ボリュームが減った」、「身体が沈み込んでいるように感じる」、「体圧がかかっている部分に凹みがある」、「寝返りの回数が増えた」等、使い心地の面で不具合を感じた場合は、布団交換のタイミングです。
★ヘタりを感じた布団に、スノコや敷きパッド等を組み合わせることで、寿命を延ばし、長期的に使うことができます。布団の底付き感が気になる方は、使用を検討することをおすすめします。
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エアーデスノコ
敷布団の下に設置して快適に。 -
エアーパッド
体圧分散性に優れた軽量パッド。 -
エアーパッドプレミアム
中材4層構造にグレードアップ。
②布団が重たくなった
寝ているときに発生する皮脂や汗による汚れが、布団の中材に浸透・蓄積すると、中材が固くなり、放湿性が悪化。湿気をうまく放出できず、布団が重たく感じるようになってしまいます。
布団が重いと、身体が疲れやすくなり、スムーズな寝返りを妨げ、睡眠の質が低下してしまいます。「何だか布団が重く感じる」、「寝ても疲れが取れないと感じる」場合は、布団交換のタイミングです。
このまま使用を続けると、身体を十分に支えることができず、睡眠の質を低下させる原因となってしまうので、注意しましょう。
③底付き感がある
こちらも、主にお使いの敷き布団に対するチェックポイントです。
底付き感とは、マットレスなどの敷寝具が薄すぎるために、身体の重さを支えきれず、床の硬さをダイレクトに感じることを意味します。お使いの布団が、経年によって薄く・硬くなり、中材が片寄って、「布」しかないと感じた場合は、布団交換のタイミングとなります。
一度凹み、底付き感が出た布団の修復はとても難しいとされます。睡眠の質の低下を防ぐためにも、新しい布団への交換が必要です。気になる場合は布団を開け、中材の確認を行ってみましょう。
★毎日同じ面で使わず、布団の上下・裏表を、定期的に交互にローテーションすることで、寿命を延ばし、長期的に使うことができます。
④ボリュームが減った
通常は、洗濯と天日干しなどでの乾燥で、布団のボリューム(膨らみ)が復元することも多いですが、こまめな洗濯ができておらず、汗や皮脂などの汚れが堆積し続けている場合、布団のふっくらとしたボリュームが低下し、布団を使用する際に得られる本来のあたたかさが薄れ、使い心地が悪くなってしまいます。
お使いの布団を平らな場所に置き、全体の厚みを目視で確認しましょう。新品の布団と比べて、明らかに薄くなっている部分がある場合、ボリュームが減っています。特に体圧がかかる、腰や背中の部分が目立って薄くなっていないか確認しましょう。更に、布団を触って、中の素材の弾力が損なわれているかどうかも確認してください。新品の頃はふんわりしていた布団が、触ったときに固く感じたり、ぺちゃんこになっていれば、新しい布団への交換が必要です。
⑤布団の臭いが気になる
布団から嫌な臭いがする場合は、買い替えを検討するべきタイミングです。
長年使い込んでいくうちに溜まった汚れの蓄積・カビの発生が原因となることが多く、臭いが気になると快適な睡眠が妨げられてしまいます。
更に、健康被害につながる可能性もあるため、洗濯しても臭いが取れない場合は、布団の寿命だと判断しましょう。
布団の臭いの原因は、皮脂や汗の蓄積、カビ、こもった湿気、ペットの体臭などが考えられます。
⑥洗濯しても汚れが取れない
洗濯しても修復できない、汚れ・ 食べこぼし・飲み物のシミ・汗・皮脂の蓄積による黄ばみ等が、布団専門クリーニングでも落とせない場合は、布団が寿命を迎えている可能性があります。
布団の汚れは、皮脂や汗が原因の黄ばみなどで、汚れを放置すると、カビやダニが発生する原因になります。
そもそも布団の中は、ダニやカビが好む高温多湿の環境になっており、これらを吸い込むことでアレルギー疾患の原因になる可能性が高いです。不衛生さが気になるだけでなく、カビやダニの原因にもなるため、早めの布団交換をおすすめします。
⑦布団の中身に片寄りがある
こちらは、主にお使いの羽毛布団に対するチェックポイントです。
布団が片寄るとは、中材の羽毛が片寄ったり、均等に膨らまなかったり、ぺちゃんこになったりすることを指します。
原因としては、「就寝中に無意識に羽毛をつぶしている」、「寝返り等の動きによって羽毛が移動する」、「汗などの汚れにより羽毛と羽毛が固まってしまう」等の可能性が考えられますが、使い込むうちにマスの中で羽毛が移動してしまうことが、最も多い原因でしょう。
「キルティング加工」が施されている羽毛布団なら、ある程度片寄りを防ぐことができますので、そちらを使用すると、羽毛布団を長期的に使用することができます。
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4.布団を長持ちさせる方法とは?
布団を長持ちさせることは、「愛着が湧く」、「リラックスして安眠できる」、「定期的に手入れをする習慣がつく」等、快適な睡眠環境を長期間保つことにつながります。更に、長く同じ布団を使い続ければ、経済的にも負担が少なく、廃棄布団を減らして環境にも配慮することができます。
その①カバーを取り付ける
布団を使用する際は、カバーやシーツを取り付けるようにしましょう。カバーを取り付けることで、睡眠中に出る汗や皮脂から布団を守り、生地の傷みも防ぐことができます。
カバーを取り付けずに布団を使用すると、布団本体が汗や皮脂を吸い取ってしまい、劣化の原因となります。
又、カバーやシーツは、週に1回ペースで洗濯することをおすすめします。寝ている間に出た汗や皮脂・髪の毛・ホコリなどが想像以上に付着しており、「見た目がキレイだから」と洗濯せずそのままにしていると、雑菌やダニの繁殖につながる可能性が高いからです。
その②湿気を予防する
人間は一晩に約コップ1杯分の汗をかくといわれており、基本的に毎日布団に湿気が溜まっていきます。
布団に 湿気が溜まると、カビの発生やダニの繁殖にもつながり、身体にも布団にも悪影響を及ぼします。
湿気対策を行うには、週に1度の天日干しがおすすめですが、天日干し当日の前後で雨が降った日は避けてください。更に、布団の生地が傷むのを防ぐため、カバーやシーツをかけたまま布団を干しましょう。又、布団を外で干せない場合は、布団乾燥機を使用したり、コインランドリーの大きな乾燥機に持ち込んで、しっかりと布団を乾燥させましょう。
その③季節に応じて布団を使い分ける
季節に応じて布団を使い分けることで、それぞれの布団を使用する期間が短くなり、結果的に布団の寿命を延ばすことができます。
一年を通して同じ布団を使い続けると、先述の寿命通りに経年劣化してしまいます。しかし、季節ごとに布団をローテーションすることで、負担が分散され、布団の劣化を遅らせることができます。
更に、季節によって温度や湿度が大きく変わるため、それに合わせた布団を使用すれば、寝ている間の体温調節がスムーズに行えます。これにより、寝苦しさや寒さで目が覚めることが減り、睡眠の質向上につながります。
その④布団の収納方法を見直す
布団を長期間収納する場合は、収納の仕方を再度見直しましょう。布団の生地と中材をなるべく傷めないような収納を心がけることがポイントとなります。
例えば、敷き布団は掛け布団よりも重いので、重ねて収納する際は、敷き布団を一番下にして収納し、掛け布団の凹みを防ぐ等といった工夫を行いましょう。
又、布団は通気性のある布団袋に収納しましょう。スペースを取るからといって、圧縮袋を使用するのはなるべく避けてください。圧縮する際に布団の生地や中材を傷めてしまい、ボリュームダウンの原因になります。羽毛布団に関しては、特に圧縮収納が望ましくない布団になります。
その⑤定期的に洗濯をする
カバー、シーツだけでなく、布団自体も定期的に洗濯するようにしましょう。
布団の洗濯は、家の洗濯機で洗う・手洗いで洗う・クリーニング店に出す方法の3通りあります。どの方法で洗濯できるかは、布団の洗濯タグをチェックしてみましょう。
更に気になったら、布団を開けて洗濯OKな中材かどうかを確認してみましょう。
洗濯機や手洗いで洗える場合は、洗濯機や手洗いのマークが表示されています。水洗い表示が「×」になっている場合は、自宅では洗濯できません。ドライマークが表示されている場合は、クリーニング店に相談してみましょう。
5.布団の定期的なケアはなかなか難しい…そんな方におすすめの方法
実際に自宅での布団の洗濯方法を実践してみた結果、「しっかり洗えたかどうかが心配」、「乾燥が不十分な気がする」、「乾燥も合わせると手間や時間がかなりかかるので続けられない…」等と、布団洗濯を断念してしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな方は、今からお伝えする解決策を是非検討してみてください。自分や家族のライフスタイルに合った、布団のお手入れ方法を見つけておきましょう。
コインランドリーで布団をまとめて洗う
コインランドリーの場合は、自宅での洗濯と違って、布団を持込む作業の手間はありますが、洗濯から乾燥までを数時間で完了させることができ、便利で時短にもなります。
費用は約900~1400円程度かかってしまいますが、布団専用クリーニング業者に出す場合に比べると、リーズナブルに洗濯できることもメリットの1つです。
コインランドリーは、高温の大きな乾燥器を設置している所が多いので、自宅での洗濯よりも、ダニやカビの繁殖をより抑制する効果も期待できます。ただし、真綿や羊毛など、洗濯ができない素材の布団、洗濯表示タグに洗濯禁止の記号がある布団は、コインランドリーでは洗濯できません。事前にしっかり確認しましょう。
布団専用のクリーニングサービスの活用
布団専門のクリーニング業者に依頼するメリットは、自宅の洗濯機では落とすことのできない汚れを落とすことができ、乾燥もしっかりと行き渡るので、布団をよりふわふわで快適な状態にすることができます。
専用の機械を使うので、ダニの死骸や、黄ばみなどの気になる汚れも落とせる可能性が非常に高く、無駄なく布団を清潔にすることができるでしょう。
デメリットは、布団1枚あたり3,000円~6,000円程度の費用がかかってしまうことです。家族全員分ともなると、大きな金額になるので、夏冬の年2回のみ活用するなど、家庭で頻度を決めてクリーニングに出すと良いでしょう。
洗濯の手間を大幅にカットできる!?防ダニ布団について
これまで解説してきた布団の洗い方についてですが、自宅の洗濯機で洗う場合でも、コインランドリーや布団専門クリーニング業者を使用する場合も、かなりの時間や手間、コストを要する作業になります。忙しい日常生活の中、なかなか負担が大きく手間もかかるので、布団の洗濯を断念してしまった方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを解決できる、こまめなケアが不要で、プラス防ダニ効果のある「ダニゼロック」シリーズの布団をご提案します。
ヤマセイの「ダニゼロック」シリーズは、ダニを洗い流すことを目的とした、頻繁なお洗濯が必要ない寝具シリーズです。高密度織物の効果により、ダニが生地の中にもぐる事ができないので、日ごろのお手入れは「こまめな洗濯」ではなく、粘着式ローラーで表面に付着したホコリ(ダニ)を取り除くだけで十分です。洗濯は汗や皮脂汚れが気になるときに行うだけで良いので、洗濯回数が格段に減ります。又、ヤマセイ布団専用のクリーニングサービスも利用できるので、クリーニング業者を探す手間もはぶけます。
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6.寝室環境を整えて、毎日快眠に。
毎日の私たちの眠りに欠かせない布団。1度購入すると、いつの間にか長い年月が経ち、交換のタイミングが分からなくなるものです。「汚れてないから大丈夫」、「まだ使えるだろう」、「もったいない…」等と、寿命の過ぎた布団を使い続けると、身体に痛みを感じたり、寝苦しくなったり、アレルギー症状が引き起されてしまう可能性が高くなります。
布団それぞれの素材や、使用する人間の体質、布団の使用環境等によって、布団の寿命は異なりますが、適切なタイミングをきちんと把握し、快適な眠りを維持できる様、寝室環境を整えることを意識していきましょう。
確認することが少ない布団の寿命ですが、布団の機能と清潔さを保つためには、定期的なお手入れや交換が必要不可欠となります。心地よい睡眠時間を過ごすために、ぜひ心がけてみてください。